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Amtrak - Bingen/White Salmon, WA (BNG)



BINGEN - WHITE SALMON
WASHINGTON
(BNG)


日が暮れてからの到着となり周りの状況はよく判りませんが、コロンビア川に沿いあるこのビンジン駅は、地形的には東となりのウィシュラムの下流にある分、そこより少し開けたといった感じのところでした。 駅はビンジンの町に位置していますが、ビンジンのすぐ北西となりの小高いところにホワイトサーモンという町があるのでこのような連名 駅になっています。 ホワイトサーモンとビンジンとの標高差は約150mほどあります。 ビンジン駅は保線用事務所と兼用の木造の駅舎があり、列車到着前後に待合室が開放されます。 この待合室にはトイレはありません(公衆電話だけが待合所の入口に設置されています)。 周囲はすでにに暗く本来ならばこの辺りで泊まり翌朝明るい時にまた訪れるべきなのですが、この時はどうしてもその日のうちにシアトルまで戻らなければいけなかったので、写真も適当に撮り、また来ればいいさと軽く考えてこの駅を後にしました。 でもよく考えるといつこんな辺鄙な駅にまた来ることが出来るのだろうか。

再訪記:
2003年3月10日にビンジン
駅を再訪問しました。 いつこんな辺鄙な駅にまた来ることが出来るのだろうかと嘆いていましたが、思いのほか早くに再訪が叶いました。 主要都市でも訪れていないところがあるというのに、ビンジンには2回も訪れることが出来たというのは、何かの縁のようなものをこの駅に感じます。 今回は日中の訪問なので周囲の環境が良く分かります。 前回の時は夜だったので辺鄙な駅に感じましたが、実際には駅の南側に工場のような大きな建物がいくつも建ち並んでいて、かなり拓けた場所でした。 今回は窓越しに待合所の写真も撮ってきました。 ほんとに小さな待合所で、見ているだけで息苦しくなってくるほど狭い空間でした。 この待合所の前がプラットホームになっているのですが、ホームと呼べる代物ではなく、駅舎の前が舗装してあったのでとりあえずホームとして使ってしまえといった感じのいい加減なものです。 アムトラック駅のホームによくある立ち入り限界を示す黄色の線もここには引かれていませんでした。 文句ばかり書いてしまいましたが、あまり乗降客も多くないのだろうから、この町に駅が存在しているということ対し、素直に感謝したいと思います。 ビンジンの町からコロンビア川に架かる有料の橋(自動車専用で人は渡れません)を渡っていくとフッドリバーの町に約5キロで行くことが出来ます。 フッドリバーは1997年5月10日のパイオニア号(Pioneer)の廃止までアムトラックの駅があった所で、現在その駅は観光鉄道であるマウントフッド鉄道の本社事務所、駅舎として使用されています。

追記:
2007年4月に再び訪問する機会を得ました。 3回も来れるというのは、本当に縁のある駅なんだな。

 

駅情報:

所在地

Foot of Walnut Street
Bingen, WA 986
05

Map

経緯度

北緯45.72度 西経121.46度

標高

45

人口

712 (Bingen)
2224人
(White Salmon)

駅員

無人駅

駅舎

木造駅舎、建造年不明

乗降客数

2420人 (2011年度)

 

アムトラック列車情報:

列車名 経路

EMPIRE BUILDER

[ Portland, OR - St. Paul / Minneapolis, MN - Chicago, IL ]



2003年3月訪問

Photo 01 Photo 02

駅舎 (道路側)
2003年3月10日

駅舎 (ホーム側)
2003年3月10日

Photo 03 Photo 04

待合所入口
2003年3月10日

窓越しから撮った待合所
2003年3月10日

Photo 05 Photo 06

シカゴ方面(東方向)をのぞむ
2003年3月10日

ポートランド方面(西方向)をのぞむ
2003年3月10日

2001年8月訪問

Photo 1 Photo 2

ビンジン駅
2001年8月21日

待合室入り口
2001年8月21日

Photo 3 Photo 4

シカゴ方面(東方向)をのぞむ
2001年8月21日

ポートランド方面(西方向)をのぞむ
2001年8月21日




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