BOSTON - BACK BAY |
MASSACHUSETTS |
(BBY) |
ボストン-バックベイ駅は1899年建造(1929年に火災のため建替)の歴史的駅舎を取り壊し、1987年に近代駅舎になりました。 歴史を大切にするボストンにしては思い切ったことをしましたが、隣のボストン南駅に旧駅舎が残っているが救いです。 この駅はアムトラックのほか、コミュータートレインと地下鉄が共用しています。 メイン州ポートランド方面へのダウンイースター号が発車するボストン北駅へは、終点の南駅に行くより、このバックベイ駅で降り、地下鉄オレンジラインに乗り継いだ方が便利です。 駅内部は半円形の骨組みが連なる吹き抜けで、天井が高いので近代駅舎の駅としては広々しています。 ただし、待合所とチケットカウンターのエリアは狭い上に天井も低く、居心地は良くないです。 駅には多くの利用客がいて活気があり、治安の悪さは感じません。 プラットホームは掘割にあり、ほとんどが地下になっているので暗いですが、特に治安の問題はありません。 治安よりも地下ホームにこもる機関車の排ガスの方が問題で、肺に問題がある方の利用を控えるよう呼びかけているほどです。 この問題を解決するため、駅構内の換気を増設する工事が行われています。 アムトラックはこの駅内排ガス問題のためアムトラック係員の配置を取りやめにしているので、バックベイ駅はアムトラックの無人駅となっています(2020年8月現在)。 ここまで利用客の多い無人駅は他に無く、アムトラックで最も乗降客数のある無人駅となっています。 このバックベイ駅から終点南駅までは1マイル(1.6km)しかなく、これはアムトラック駅間の最短距離です。 ただし、この区間相互の切符は買えませんので、アムトラックのナイアガラ・フォールズ駅とVIAカナダのナイアガラ・フォールズ駅の2マイル(3.2km)が正規の切符が発行できる最短区間になります。 |
駅情報: |
所在地 |
145 Dartmouth Street |
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経緯度 |
北緯42.34度 西経71.08度 |
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標高 |
6m / 20ft |
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人口 |
617594人 (2010年統計) |
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駅員 |
無人駅 |
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駅舎 |
近代駅舎、1987年建造 |
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乗降客数 |
479951人 (2011年度) |
アムトラック列車情報: |
列車名 | 経路 |
[ Boston, MA - New York, NY - Washington, DC ] |
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[ Chicago, IL - Cleveland, OH - Springfield, MA - Boston, MA ] |
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[ Boston, MA - New York, NY - Newport News, VA ] |
都市鉄道情報: |
名称 | 種別 |
MBTA (Massachusetts Bay Transportation Authority) |
コミュータートレイン、地下鉄 |
半円形の骨組みが特徴の駅舎(東口) |
駅舎西口 |
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駅への入口 |
待合所とチケットカウンター(奥) |
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地下鉄オレンジラインのりば |
現在の駅舎は1987年建造 |
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バックベイの旧駅舎(ホームの写真から) |
駅周辺の町並み |
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東方向(ボストン方面)をのぞむ |
西方向(ニューヨーク・シカゴ方面)をのぞむ |
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