DELRAY BEACH |
FLORIDA |
(DLB) |
アムトラックのデルレイ・ビーチ駅は高速道路(I-95)沿いの寂しい荒地にあります。 この駅はコミュータートレインのトライレール(Tri-Rail)と共用しています。 ウェストパーム・ビーチからマイアミへ続く南フロリダ都市圏のアムトラック6駅の中で、この駅だけが無人駅です。 駅舎はなく、典型的なコミュータートレイン駅のスタイルをしていて、アムトラックがトライレール用の駅を間借りしているようです。 最初にこの駅を訪れた2002年10月には単線に片側ホームという極めてシンプルな駅でしたが、今では複線化工事が終了していて、真新しい相対式のプラットホームと跨線橋が完成しています。 この駅は町から離れていて不便な場所にありますが、パームビーチ郡運営のローカルバス「パーム・トラン」(Palm Tran)が3本駅前に乗り入れています。 パームビーチ郡を南北に結び、ウェストパーム・ビーチまで行く長距離ランナーの2番バス(平日30分毎、土日1時間毎)、北東方面へ向かう70番バス(平日朝夕30分毎、平日その他・土日1時間毎)、デルレイ・ビーチ市を東西に結ぶ81番バス(月-土1時間毎、日曜2時間毎)があります。 運賃は片道1ドル25セント(1日券は3ドル)です。 アムトラックのデルレイ・ビーチ駅から800メートルほど北進すると、1926年建造のシーボード・エアライン鉄道(Seaboard Airline Railroad - SAL)の旧駅舎があります。 スパニッシュ風デザインの建物は、ひとつ南隣のディアフィールド・ビーチ駅の駅舎とよく似ています。 私が旧駅舎を観察しに行った時、駅舎は工芸品や美術品の作業場や倉庫として使われていました。 駅舎は派手な黄色をしていますが、どう考えてもオリジナルの色ではない気がします。 この工芸品店が塗装したのかは不明です。 この時はまだプラットホームと上屋も残っていましたが、複線化が完成した今はどうなっているのでしょうか。 ひょっとすると撤去されてしまったかもしれません。 アムトラックはトライレールの新駅(現在の駅)が出来るまではこの駅舎を使用していたと考えられます。 |
駅情報: |
所在地 |
345 South Congress Avenue |
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経緯度 |
北緯26.46度 西経80.09度 |
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標高 |
6m / 20ft |
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人口 |
60522人 (2010年統計) |
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駅員 |
無人駅 |
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駅舎 |
駅舎なし |
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乗降客数 |
12696人 (2011年度) |
アムトラック列車情報: |
列車名 | 経路 |
[ New York, NY - Florence, SC - Orlando, FL - Miami, FL ] |
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[ New York, NY - Columbia, SC - Tampa, FL - Miami, FL ] |
都市鉄道情報: |
名称 | 種別 |
Tri-Rail |
コミュータートレイン |
複線化完成後(2006年) |
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駅正面 |
南行きプラットホーム |
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北行きプラットホーム |
跨線橋 |
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南方向(マイアミ方面)をのぞむ |
北方向(ニューヨーク方面)をのぞむ |
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複線化工事中(2004年) |
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工事中の駅前 |
アムトラックの駅名看板 |
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上屋も新しく造っています |
トライレールが到着 |
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北方向(ニューヨーク方面)をのぞむ |
南方向(マイアミ方面)をのぞむ |
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複線化前の駅風景(2002年) |
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駅前 |
プラットホーム |
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北方向(ニューヨーク方面)をのぞむ |
南方向(マイアミ方面)をのぞむ |
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Delray Beach Seaboard Airline Depot |
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ディアフィールドビーチ駅の駅舎と似ている |
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駅舎ホーム側 |
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駅舎正面 |
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南方向(マイアミ方面)をのぞむ |
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北方向(ニューヨーク方面)をのぞむ |
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アムトラックが旧駅舎を使用していた頃 (1979年2月) |
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