DETROIT |
MICHIGAN |
(DET) |
YouTube: デトロイトは本当に危険か? アムトラック デトロイト駅 その昔は自動車産業で栄えたデトロイトも、今は危険な都市にランクインされる常連さんとなっています。 実際、ダウンタウン(中心部)は空洞化のため廃墟が目立ち、人通りも少なく寂れた印象があります(2002年当時の印象です)。 それでも今は昔に比べてかなり改善されたようで、ダウンタウンを走る新交通システムにも試乗してみたのですが、昼だったこともありそれほど危険は感じませんでした。 新交通システムの車窓にも廃墟のビルを見ることが出来ます。 そのデトロイトの廃墟ビル群の中で特に目立つもののひとつにミシガン・セントラル鉄道時代の旧駅舎があります。 1913年建造の巨大な駅舎が朽ちていくままに放置されています。 アムトラックも1988年まではこの駅舎を使用していたのですが、あまりの大きさに管理しきれず、違う場所に小さな駅舎を建ててそちらへ移転してしまいました。 それ以降は何にも使用されることなく放置され、荒れた駅舎がより一層周辺の治安の悪さに拍車を掛けているようです。 この旧駅舎には何度か再開発(改修)の計画が出されたのですが、いつも企画倒れに終わっています。 これだけ傷んだ巨大駅舎を改修するのは相当な費用が掛かることでしょう。 また、解体するにしても巨額が必要です。 そういったことから、今でも廃墟のまま放置されているのです。 出来ることなら改修してもらいたいですが、崩れ落ちる方が早いのではないかという気がします。 アムトラックの駅舎は前述したようにミシガン・セントラル鉄道時代の旧駅舎からダウンタウンの北4キロほどの場所に移転をしました。 駅舎は近代駅舎で、ミシガン・セントラル鉄道時代の巨大駅舎からすると見劣りがしますが、今のアムトラックにはこれで十分でしょう。 この駅はアムトラック係員がいる有人駅です。 全列車に対応するため営業時間が早朝から深夜までになっています。 しかし途中に1時間~30分の休憩が3回ありますのでご注意を。 この付近は築堤上を列車が走るので、プラットホームは2階部分にあります。 1階の待合所から階段かエレベーターで上がるとホームに出ます。 ホームから周囲を見回すと建物がたくさん見えます。 賑やかな場所ですが、どこか怪しい雰囲気がしていました。 危険というほどではないのですが、安全ともいえない場所です。 特に夜間は駅周辺をうろつかず、すぐにタクシーで目的地へ向かったほうが良いでしょう。 |
駅情報: |
所在地 |
11 West Baltimore Avenue |
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経緯度 |
北緯42.37度 西経83.07度 |
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標高 |
192m / 630ft |
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人口 |
713777人 (2010年度統計) |
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駅員 |
有人駅 |
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営業時間 |
6:00 - 14:30 毎日(昼休憩あり) |
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駅舎 |
近代駅舎、建造年不明 |
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乗降客数 |
69085人 (2011年度) |
アムトラック列車情報: |
列車名 | 経路 |
[ Chicago, IL - Battle Creek, MI - Detroit, MI - Pontiac, MI ] |
都市鉄道情報: |
名称 | 種別 |
Metromover |
無人電車 (新交通システム) |
2002年5月9日訪問 |
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駅舎正面 |
待合所とチケットカウンター |
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プラットホームは2階部分にある |
駅名標 |
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ポンティアック方面(東方向)をのぞむ |
シカゴ方面(西方向)をのぞむ |
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1913年建造の旧ミシガン・セントラル駅舎 |
巨大な駅舎は廃墟と化している |
ミシガン・セントラル駅、プラットホーム側 (1976年8月)
廃墟の様相のミシガン・セントラル駅プラットホーム、しかしこの当時まだ現役でした (1978年7月)
ミシガン・セントラル駅、プラットホーム側 (1978年)
ミシガン・セントラル駅正面 (1980年8月)
ミシガン・セントラル駅内部 (1980年8月)
ミシガン・セントラル駅、アムトラックチケットカウンター (1980年8月)
ミシガン・セントラル駅、待合所 (1980年8月) |
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