ヒントンは New River 沿いにある山間の町で、駅は街中に位置しています。　下にある周辺略図を見てもらうと分かりますが、線路は New River に沿って大きな逆Ｓ字を描いていて、駅周辺は進行方向が逆になっています。　その関係で、ここから東行き（シカゴ方面）の列車に乗車すると、その列車は西に向かって出発します。　そこまで方位を意識して乗る人はそんなにいないと思いますが（鉄道ファンは結構意識するはず）、列車が反対方向へ走り出しても混乱しないでください。

駅舎はレンガ造りの古いものが残っていますが、かなり老朽化しています。　この駅舎には待合所がありますがトイレと公衆電話は設置されていません。　正面の入口が開いていたのでのぞいて見ると、中は作業所（貨物鉄道会社の所有かは不明）になっていて作業員が電気のこぎりを使って何かを組み立てていました。　この駅の1913年の設計図が1988年に復元、公開されていて、精密な図面がダウンロードも出来ます。　興味のある方はこちらからどうぞ。　また1900－1960年のヒントンヤードの配線図もダウンロードも出来ます。　1906年当時のヒントン駅の写真はこちらから（www.wveostcards.com より）。

駅情報：

所在地

Front Street & Fifth Avenue
Hinton, WV 25951

経緯度

北緯37.68度　西経80.89度

標高

430ｍ

人口

2676人 （2010年統計）

駅員

無人駅

駅舎

レンガ造駅舎、建造年不明

乗降客数

8632人 （2011年度）

アムトラック列車情報：

CARDINAL

[ New York, NY - Indianapolis, IN - Cincinnati, OH - Chicago, IL ]

2009年7月訪問（列車内から観察）

駅舎東側
2009年7月11日

駅舎ホーム側
2009年7月11日

駅舎西側
2009年7月11日

ホームへの階段
2009年7月11日

2001年8月訪問

 駅舎正面 （ニューヨーク方面をのぞむ）
2001年8月30日

駅舎ホーム側
2001年8月30日

シカゴ方面 (東方向）
2001年8月30日

「 ヒントン駅周辺概略図 」
ヒントン駅では東がシカゴ、西がDC方面となる。