LAWRENCE |
KANSAS |
(LRC) |
ローレンスとは美しい響きをもった地名ですが、過去には惨劇があった町として知られています。 19世紀半ばには、奴隷制の賛否をめぐる抗争や、南北戦争時の南軍との争いにより多くの血が流れたということです。 そんな過去が嘘のように、今はのどかな町になっています。 アムトラックの駅舎はカンザス川に沿った落ち窪んだところにあり、周囲も荒れた雰囲気の場所です。 この駅に着いてひとつ気になったことは、どこからか妙なにおいが漂ってくることです。 「臭い」とまではいわないのですが、フルーツジュースを凝縮してプラスチックを足したようなにおいで、鼻につきます。 近くの工場からなのでしょうが、あまり良い印象ではありません。 駅舎はサンタフェ鉄道が1950年代に建てた一昔前の近代的建築で、西隣のトピカ駅舎や3っ隣のハッチンソン駅舎と同時期の建物でしょう。 駅舎の上部にはまだ「Santa Fe」のロゴが残っています。 ローレンスは人口8万の都市ですが、アムトラック係員のいない無人駅となっています。 カンザス川の対岸(北方向)にはユニオン・パシフィック鉄道の路線が通っていて、そこにも旅客用の駅舎が残されています。 もちろん現在では旅客鉄道の運行はありませんが、旧駅舎は改修されビジターセンターとして使われています。 市が管理している公共施設のひとつですが、まだ路線は貨物運行用に使用されているので、線路側から駅舎を見ると、生きている駅に見えてしまいます。 |
駅情報: |
所在地 |
413 East 7th Street |
|
経緯度 |
北緯38.97度 西経95.23度 |
|
標高 |
253m |
|
人口 |
87643人 (2010年統計) |
|
駅員 |
無人駅 |
|
駅舎 |
近代駅舎、1950年代建造 |
|
乗降客数 |
6608人 (2012年度) |
アムトラック列車情報: |
列車名 | 経路 |
[ Chicago, IL - Albuquerque, NM - Los Angeles, CA ] |
駅舎正面 |
待合所 |
|
|
|
|
ロサンゼルス方面(北西方向)をのぞむ |
シカゴ方面(南東方向)をのぞむ |
|
|
|
|
ローレンス・ユニオンパシフィック駅 |
北西方向をのぞむ |
Amtrak Lawrence Station (1980)
Amtrak Lawrence Station (1980) |
|
| 駅検索ページ | [ L ] の駅 | カンザス州の駅 |
| アムトラックのページ | ホーム |