MEMPHIS |
TENNESSEE |
(MEM) |
メンフィスはミシシッピー川の東側に開けたテネシー州南西部の都市で、人口は約65万人です。 ミシシッピー川を渡って西へ行くと、そこはアーカンソー州となります。 さらに町の中心地から南へ15km下れば、そこはミシシッピー州で、メンフィスは3州が接した場所に位置しています。 この町はエルビス・プレスリーゆかりの地として有名で、熱狂的なファンには堪らない都市でしょう。 またブルースなど音楽の町としても知られています。 駅は町の中心部に位置していて、イリノイ・セントラル鉄道1914年建造の大きな石造りの駅舎があります。 駅舎は改修され、内部は近代化されてしまっていますが、外観は今でも当時の威厳を伝えています。 ここはアムトラック係員のいる有人駅で、施設も整っているので、安心して利用出来ます。 2019年4月の時点で駅舎はホテルへの改造工事で立入禁止でした。 アムトラックの待合所はプラットホーム階の建物北東部の小さなスペースだけになってしまいました。 シティー・オブ・ニューオリンズ号のシカゴとメンフィスの運行時間帯がとてもよいので、ちょっと紹介しておきます。 北行きがメンフィス午後10時40分発、シカゴ着が午前9時20分、南行きがシカゴ午後8時05分発、メンフィスに朝の6時27分着となっています(2018年5月18日発行時刻表)。 これならば飛行機に対抗できるかもしれません。 シティー・オブ・ニューオリンズ号の定時運行率は70%くらいなので、長距離列車にしては非常に良い数字を出しています(遅延が少ない)。 この両都市を行き来する時は是非アムトラックを使ってみてください。 駅を出て北へ歩いて行くと、路面電車の軌道が見えてきます。 これはMATA(Memphis Area Transit Authority)が運営している1993年に復活したストリートカーで、単行の電車がのんびり走ります。 保存電車のように見えますが、早朝から深夜まで15分~20分間隔で毎日運行していて(日曜日は午後6時頃で終了)、観光客のみならず地元の人の足としても重宝されています。 1日券、2日券、3日券が用意されているので、滞在日数によって買い分けてください。 ミシシッピー川の川岸には公園があり、歴史的な建物と共に観光の目玉となっています。 またリバーフロントにはダウンタウンとMad River Parkを結ぶ懸垂式モノレールも運行されています。 次回の訪問にはトロリーカーやモノレールを使った観光をしたいと思います。 |
駅情報: |
所在地 |
545 South Main Street |
|
経緯度 |
北緯35.13度 西経90.06度 |
|
標高 |
79m |
|
人口 |
646889人 (2010年統計) |
|
駅員 |
有人駅 |
|
営業時間 |
6:00 - 23:30 毎日 |
|
駅舎 |
石造り駅舎、1914年建造 |
|
乗降客数 |
65769人 (2011年度) |
アムトラック列車情報: |
列車名 | 経路 |
[ Chicago, IL - Memphis, TN - Jackson, MS - New Orleans, LA ] |
都市鉄道情報: |
名称 | 種別 |
Memphis Area Transit Authority (MATA) |
ストリートカー |
観光鉄道情報: |
名称 | 種別 |
Mud Island Monorail |
懸垂式モノレール |
2010年8月3日訪問(列車の停車中に観察) |
||
駅舎正面 |
「CENTRAL STATION」 |
|
駅舎ホーム側 |
駅舎ホーム側 |
|
待合所とチケットカウンター(奥) |
チケットカウンターへの階段 |
|
待合所と出口の間にある踊り場 |
ホール(アムトラック利用客には開放されていない) |
|
駅出口 |
停車中のシティー・オブ・ニューオリンズ号 |
|
ニューオリンズ方面(南方向)をのぞむ |
シカゴ方面(北方向)をのぞむ |
|
駅前にあるストリートカーの線路(西方向をのぞむ) |
駅前にあるストリートカーの線路(北方向をのぞむ) |
|
2002年4月29日訪問 |
||
駅舎正面 |
駅舎正面 |
|
チケットカウンターと待合所 |
ホール |
|
駅舎内部 |
南行きシティー・オブ・ニューオリンズ号 |
|
シカゴ方面(北方向)をのぞむ |
ニューオリンズ方面(南方向)をのぞむ |
|
| 駅検索ページ | [ M ] の駅 | テネシー州の駅 |
| アムトラックのページ | ホーム |