注記： ウォルバリン号の停車駅変更のため、ミシガン・シティー駅は2022年4月4日に廃止されました。

ミシガン・シティーは市名からするとミシガン州にありそうですが、 実はインディアナ州に位置しています。　しかし、ミシガン州との州境までは約10キロの距離にある町です。　アムトラックのミシガン・シティー駅はミシガン湖の湖岸近くの工業地帯にあり、周辺には大きな工場が建っています。　この駅には旧ミシガン・セントラル鉄道が1915年 に建造したレンガ造りの駅舎が現存していますが、この駅舎はレストランとして使用されており、アムトラックの利用客へは開放されていません。　アムトラック用にはホームに簡易待合所があるだけです。　ウォルバリン号の一部の列車のみ停車で、ブルー・ウォーター号は通過します。

ミシガン・シティーにはアムトラックのほかにシカゴまで結ぶNICTDが運営するコミュータートレイン（電車）があり、本数も多いことからシカゴへ向かう人は 大抵この鉄道を使用しています。　この線は通称サウスショア線（South Shore Line - SS Line）と呼ばれ、アムトラックのミシガン・シティー駅から南へ約1キロほど南の場所に駅があります。　このあたりのサウスショア線は併用軌道（11th Street上）を走るので、大型通勤電車と路面走行という組み合わせから、鉄道ファンに人気のスポットになっています。

駅情報：

所在地

100 Washington Street
Michigan City, IN 46360

経緯度

北緯41.72度　西経86.91度

標高

183ｍ / 600ft

人口

31479人 （2010年統計）

駅舎

簡易待合所のみ、旧駅舎あり

現状

不明

アムトラック列車情報：

WOLVERINE

[ Chicago, IL - Battle Creek, MI - Detroit, MI - Pontiac, MI ]

都市鉄道情報：

NICTD －通称サウスショア線（SS線）
(Northern Indiana Commuter Transportation District)

コミュータートレイン

2002年5月8日訪問

簡易待合所だけの簡素な駅

旧駅舎はレストランとして使用

駅全景（左に旧駅舎、右にアムトラック待合所）

東行きウォルバリン号（この列車は通過でした）

シカゴ方面（西方向）をのぞむ

ポンティアック方面（東方向）をのぞむ

ミシガン・シティー駅の木造待合所 （1988年7月）

現在は撤去されスチール製の待合所になっています。