モントピリアはバーモント州の州都です。　人口は8千人にも満たず、州都がある都市で最も小さい町になっています。　町を流れるウィヌースキー川（Winooski River）を西に2キロほどいった場所にアムトラックの駅があり、駅のすぐ北にはウィヌースキー川を渡る鉄橋があります。　町外れの静かな場所で、駅の裏には引込線があり、タンク車が数両停留しています。　セントラル・バーモント鉄道（Central Vermont Railway - CV）が1930年代初めに建てた木造駅舎が健在で、赤い塗装なので目立ちます。　駅舎に付いているアムトラックの駅名標を見ると、「Montpelier Jct.」となっています（「Jｃｔ」とは「Junction」の略で、合流地点や交差部分を意味します）。　1991年までこの駅の正式名称は「Montpelier Jct.」だったので、その名残でしょう。　今の駅名は「Montpelier - Barre」と連名になっています。　バリ（Barre）はモントピリアの10キロほど南東にある町で、モントピリアよりも人口が多いので駅名に加えられたのでしょう。　それにしてもモントピリアは長閑な町で、とても州都とは信じられません。

駅情報：

所在地

Junction and Short Roads
Montpelier, VT 05602

経緯度

北緯44.26度　西経72.61度

標高

160ｍ / 525ft

人口

7855人 (Montpelier)
9052人 (Barre)

駅員

無人駅

駅舎

木造駅舎、1930年代初建造

乗降客数

7497人 （2010年度）

アムトラック列車情報：

VERMONTER

[ St. Albans, VT - Springfield, MA - New York, NY - Washington, DC ]

駅舎正面
2006年7月3日

駅舎ホーム側
2006年7月3日

駅名標は「Montpelier Jct」になっている
2006年7月3日

待合所（窓越しから撮影）
2006年7月3日

駅のすぐ裏にある引込線
2006年7月3日

北行きの貨物列車
2006年7月3日

南東方向（ワシントンDC方面）をのぞむ
2006年7月3日

北西方向（セントアルバンズ方面）をのぞむ
2006年7月3日