NIAGARA FALLS |
NEW YORK |
(NFL) |
アメリカで最も有名な滝「ナイアガラの滝」がある都市、その名もナイアガラ・フォールズ市で、人口は約5万5千人 。 一大観光地を控えているわりに、あまり活気が感じられない町です。 ナイアガラの滝の上部とその滝の下流を流れるナイアガラ川に沿った町で、川の対岸はカナダのオンタリオ州となり、そこにも同名のナイアガラ・フォールズ市があります。 ここを訪れた時は時間がなくて、実はナイアガラの滝は見ていなのです。 どちらかひとつを選ぶなら、「滝 」より「駅」の方が重要という結論です。 まあ縁があれば滝を訪問する時があると思っています。 そんな慌しい滞在の私が両市を一瞥した感じでは、カナダのナイアガラ・フォールズ市の方が賑やかだったように思います。 やはり滝が豪快に落ちるところが良く見えるカナダ側の方が人気があるということでしょうか。 国境に隣接した両市ですが、アムトラックもアメリカ側とカナダ側にそれぞれナイアガラ・フォールズ駅を構えています(カナダ側のナイアガラ・フォールズ駅はカナダVIAの管理)。 ニューヨークからのエンパイア・サービスはここが終点で、カナダへの国境は超えませんが、1日1往復運行のメイプル・リーフ号はカナダに入り、オンタリオ州トロントまで結んでいます。 その両駅間の距離ですが、1kmもないくらいの短さです。 ニューヨーク州側の駅のホームからカナダ側の駅舎を見ることが出来ます。 ここはアムトラックの切符が買える区間の最短でないかと思います。 距離的には短いですが、両駅間には急流、ナイアガラ川があり地理的に到達することが困難です。 しかも国境となっているのでさらに簡単に行ける場所でもないということです。 近くて遠いとはこの場所のことですね。 ナイアガラ・フォールズ駅(アメリカ側)はアムトラック係員のいる有人駅で、2016年建造の近代建築です。 外の光を取り入れるような設計になっており、明るく清潔な駅舎です。 この駅に移転する前、アムトラックは約2kmほど東にあるリーハイ・バレー鉄道(Lehigh Valley Railroad)が1959年に建てたレンガ造りの貨物用駅舎を使用していました。 2019年現在、旧駅舎が健在なことを車窓から確認しました。 |
駅情報: |
所在地 |
27th Street & Lockport Road |
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経緯度 |
北緯43.11度 西経79.03度 |
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標高 |
182m / 597ft |
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人口 |
50193人 (2010年統計) |
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駅員 |
有人駅 |
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営業時間 |
7:30 - 17:30 毎日 |
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駅舎 |
レンガ造り駅舎、1959年建造 |
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乗降客数 |
28943人 (2011年度) |
アムトラック列車情報: |
列車名 | 経路 |
[ Niagara Falls, NY - Buffalo, NY - Albany, NY - New York, NY ] |
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[ Toronto, ON - Buffalo, NY - Albany, NY - New York, NY ] |
2019年3月3日訪問 - 2016年から使用している新駅舎 |
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駅舎正面 |
駅舎正面 |
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正面入口 |
駅の西側にある博物館 |
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駅前駐車場 |
チケットカウンター・待合所は2階です |
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2階から駅舎出口をのぞむ |
To Station |
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待合所 |
待合所とチケットカウンター |
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チケットカウンター |
プラットホーム |
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アムトラック駅名標 |
プラットホーム |
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西方向(トロント方面)をのぞむ |
東方向(ニューヨーク方面)をのぞむ |
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2005年8月13日訪問 - 2016年まで使用していた旧駅舎(場所:27th St. & Lockport Rd.) |
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駅舎正面 |
駅舎ホーム側 |
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アムトラック駅名標 |
待合所とチケットカウンター(奥) |
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東方向(ニューヨーク方面)をのぞむ |
西方向(トロント方面)をのぞむ |
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