NEW YORK STATE FAIR |
NEW YORK |
(NYF) |
ニューヨーク・ステート・フェア(New York State Fair)は毎年8月終わりに10日間ほど開催されるイベントです。 フェアが開催する10日間、アムトラックでは臨時駅を設け入場者の輸送にあたります。 フェアの開催地はシラキュース市に位置していて、アムトラックのシラキュース駅の約7キロ西にあります。 年に10日ほど営業の臨時駅ですが、舗装された短いプラットホームがあります。 線路に沿ってフェンスが張ってあるので、フェア側には出るには専用扉から出ます。 扉は列車到着時以外は施錠されてるので、ホームに自由に立ち入りは出来ません。 車椅子用の昇降機が置いてあり、バリアフリー対応です。 ニューヨーク・ステート・フェア駅に停車するのは「メープル・リーフ号」
と「エンパイア・サービス」のみで、長距離列車の「レーク・ショア・リミテッド号」
は停まりません。 1年に10日だけ営業する臨時駅ですが、この駅はアムトラックの駅名コード(NYF)が付いた正式な駅です。 ですから、このフェアが開催される時期が近づくと、アムトラックのホームページでもこの駅発着のチケットが購入出きるようになります。 もちろんアムトラックのチケット窓口でも購入可能です。 注:
この駅は時刻表には掲載されません。
2011 New York State Fair Amtrak Station Timetable
(40kb pdf file)
2011 New York State Fair Map
(860kb pdf file)
このニューヨーク・ステート・フェア駅を訪れるため、1年前から予定を立てていました。 せっかくの臨時駅訪問ですから列車で行こうと決め、アムトラックのチケットも取りました。 さて、出発が近づくと何やら怪しいことになってきます。 なんとハリケーンがアメリカ北東部を直撃しそうなのです。 そして出発日にユナイテッド航空から連絡が入ります。 帰路の飛行機が運休になり、私の予約が翌日便に変更になったというのです。 しばらく考えましたが、もう空港に向かっていたので、取り合えず「行ってしまえ」と、後の事を深く考えずにシラキュースまで飛んでしまいました。 夜行便でDCまで、そこからプロペラ機に乗り継いででシラキュースへ、ここまで順調です。 シラキュースのカウンターで帰り便の話をします。 ハリケーンの影響で運休になる話をするのですが、カウンターの人へはその情報が入っていないらしくて、話が進みません。 その内、「イライラしてきた、あなただけを相手にしている訳ではない」と切れ始めました。 翌日以降はさらに状況が悪化しそうだったので、結局明日の便を本日の午後便に変更し、トンボ帰りすることに決めました。 これでシラキュースの滞在時間は3時間になりました。 その時、アムトラックからも連絡があり、本日の列車は運休になったことを知りました。 列車に乗れないのは残念ですが、駅だけは見に行こう。 レンタカーを借り、ニューヨーク・ステート・フェアへ向かいます。 周辺は渋滞していましたが何とかたどり着き、1日駐車券を買い車を停めます。 そこから5分くらい歩くと線路際に出ます。 目指すニューヨーク・ステート・フェア駅は目の前です。 写真を撮り、係員に「アムトラックは運休ですか」と聞いたら、大してがっかりした様子もなく「はい」と答えました。 |
駅情報: |
所在地 |
581 State Fair Blvd.
Gate 11 |
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経緯度 |
北緯43.07度 西経76.23度 |
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標高 |
116m / 380ft |
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人口 |
147304人 (Syracuse) |
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駅員 |
無人駅 |
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駅舎 |
仮設待合所 |
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乗降客数 |
データなし |
アムトラック列車情報: |
列車名 | 経路 |
[ Niagara Falls, NY - Buffalo, NY - Albany, NY - New York, NY ] |
|
[ Toronto, ON - Buffalo, NY - Albany, NY - New York, NY ] |
ニューヨーク・ステート・フェア駅 |
駅前通り |
|
ホームへのゲート |
プラットホーム |
|
列車時刻表 |
仮設待合所 |
|
東方向(ニューヨーク方面)をのぞむ |
西方向(トロント方面)をのぞむ |
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