オセオラ駅にはシカゴ・バーリントン ＆ クインシー鉄道（Chicago Burlington & Quincy Railroad - CB&Q）時代のレンガ造りの 古い駅舎を使用しています。　 この駅は貨物鉄道会社が管理しているようで、表に管理用車両が停まっていました。　この管理車両は線路上も走れるように車輪が付いています。　いろんな駅でよく見かける「軌陸」両用車で、私もぜひ1台購入したいと思っているのですが、一体どこで売っているのでしょうか。　やはり一般人は手に入れることが出来ないのかな。　この駅舎は鉄道会社管理のため派手にいじくられていないので、落ち着いた感じが残っていて良い雰囲気です。　待合所は閉まっていて入れなかったのですが、窓から覗いて観察しました。　駅の歴史が染み込んだ古風な待合所が見えました。

オセオラの町から北に60キロほど向かうと、アイオワ州の州都であるデモイン市（Des Moines）があります。　人口は約20万人と巨大都市ではありませんが、アイオワ州内では最も人口の多い都市となっています。　オセオラ駅はその州都デモインへの最寄り駅ですが、アムトラックバスなどの連絡交通機関はありません。　アイオワ州にしても州都のデモイン市にしても本当に地味で、アメリカ50州をすべて挙げて見ろと言われたら、かなり後の方でやっと出てくるか、忘れられて出てこないか、という州の代表的なものですね。　さらに不幸なのはアイダホ州やオハイオ州など語調が似ている州とごちゃ混ぜになってしまっている人が多く、より一層身分が不確かになっています。

駅情報：

所在地

Main Street & East Clay Street
Osceola, IA 50213

経緯度

北緯41.04度　西経93.76度

標高

347ｍ

人口

4959人

駅員

無人駅

駅舎

レンガ造り駅舎、建造年不明

乗降客数

16437人 （2006年度）

アムトラック列車情報：

CALIFORNIA ZEPHYR

[ Chicago, IL - Denver, CO - Salt Lake City, UT - Emeryville, CA ]

駅舎ホーム側
2002年5月2日

待合所入口 （ホーム側）
2002年5月2日

待合所
2002年5月2日

保線用車両 （軌陸両用）
2002年5月2日

エマリービル方面 （西方向）
2002年5月2日

シカゴ方面 （東方向）
2002年5月2日