ラグビー駅には1907年に建てられたグレートノーザン鉄道時代の駅舎が残されています。　有人駅ということが幸いしてか、博物館や会社の事務所への改造もされておらず、当時とそのままの雰囲気を残しています。　このような小さな町では、駅だけで成り立っていくことは非常に難しく、駅が駅として機能しているラグビー駅は希少価値があります。　現在アムトラックでは人員削減のため駅の無人化を進めており、人口3千人のこの駅も、いつそのターゲットになってもおかしくない現状です。　この駅は有人駅ですが、平日（月～金）のみの営業で、週末（土日）は閉ります。　これも合理化の影響でしょう。　ただチケット窓口は土日休みですが、待合所は列車の到着時間に合わせて毎日開いています。

追記：
ラグビー駅は無人駅となりました。　これだけ小さな町の駅が有人だったことのほうが奇跡でしたが、無人化は残念です。

駅情報：

所在地

201 West Dewey Street
Rugby, ND 58368

経緯度

北緯48.37度　西経100.00度

標高

472ｍ

人口

2939人

駅員

有人駅

営業時間

6:00－14:30 月‐金（土日休み）

駅舎

レンガ造駅舎、1907年建造

乗降客数

5975人 （2006年度）

アムトラック列車情報：

EMPIRE BUILDER

[ Seattle, WA (Portland, OR) - St. Paul/Minneapolis, MN - Chicago, IL ]

2001年8月25日訪問

ラグビー駅

ラグビー駅ホーム側

シアトル方面（西方向）をのぞむ

歴史的建造物のプレート

待合所

駅内部