SAN BERNARDINO |
CALIFORNIA |
(SNB) |
サンバーナディノには1918年に建造された旧サンタフェ鉄道の駅舎が健在です。 サンタフェ鉄道時代はハーベイハウス(駅に併設するレストランやホテル)もありました。 今の駅舎はだいぶ傷んでいて、素材むき出しの荒々しい外観をしています(塗装は剥げてしまったのでしょうか)。 この日は雨が降っていて薄暗かったので、駅舎は妖気を感じるほど気味が悪く、化け物屋敷のようです。 日本のテレビドラマでは、このような陰のある暗い洋館が悪玉のアジトとしてよく使われていた記憶があります(昭和40年代か)。 怪人二十面相の館として使えそうな雰囲気です。 水気を含んだ壁からにじみ出る湿気った建物のにおいが、その不気味な連想を増長させます。 晴れていたらもっと良いイメージになったのかもしれないですね。 私が駅訪したのは2001年12月ですが、この時すでにホームの改修工事が始まっていて、赤い防護ネットで仕切られていました。 今では駅舎の改修も終わっているはずなので、ひょっとするとピカピカにきれいになったサンバーナディノ駅にお目にかかれるかも知れません。 この駅はメトロリンク(コミュータートレイン)と共用しています。 駅舎の西側にはメトロリンク専用の頭端式のプラットホームが数本造られています。 このサンバーナディノ線は土日を含めて毎日運行するメトロリンクの中で唯一の路線です。 その他のメトロリンクの路線は土日は運休します(アンテロープ・バレー線のみ月~土運行)。 毎日運行ということは、それだけ利用客が多いということなのでしょうが、サンバーナディノの駅は人影もまばらで静まり返っていました。 私が訪れた2001年12月の時はアムトラックの係員のいる有人駅でしたが、いつの間にか無人駅に変更になっていました。 長距離列車のサウスウェスト・チーフ号が1日1往復停まるだけなので、無人化も仕方ないかなと思います。 星野信夫さんから駅の情報を頂きましたのでここで紹介します。 「2004年6月に改装工事が終わりました。 それを記念してロサンゼルスに常駐しているサン・バーナディノ鉄道歴史協会所有の3751型蒸気機関車がロサンゼルス~サン・バーナディノ間を往復しました。 此の3751型蒸気機関車はサン・バーナディノ駅脇の公園に静態保存されていましたが、1991年6年以上の歳月を掛けて復元されていました。」(原文)
再訪: |
駅情報: |
所在地 |
117 West 3rd
Street |
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経緯度 |
北緯34.10度 西経117.31度 |
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標高 |
329m |
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人口 |
209924人 (2010年統計) |
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駅員 |
無人駅 |
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駅舎 |
漆喰造駅舎、1918年建造 |
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乗降客数 |
11554人 (2012年度) |
アムトラック列車情報: |
列車名 | 経路 |
[ Chicago, IL - Albuquerque, NM - Los Angeles, CA ] |
都市鉄道情報: |
名称 | 種別 |
Metrolink |
コミュータートレイン |
2011年7月再訪 |
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駅舎正面 |
駅舎正面 |
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駅舎正面 |
正面入口 |
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アムトラックバスのバス停 |
丸に十字のサンタフェクロスが付いている |
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駅舎ホーム側 |
駅舎ホーム側 |
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駅舎ホーム側 |
駅舎ホーム側 |
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駅舎東側 |
駅からBNSFヤードを見る |
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待合所 |
待合所 |
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ロサンゼルス方面 (西方向)をのぞむ |
シカゴ方面
(東方向)をのぞむ |
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メトロリンクの機関車が勢揃い |
メトロリンク用のプラットホーム |
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駅舎には鉄道博物館が併設 |
博物館の開館時間(土曜日10時-15時のみ) |
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駅前通り(Third Street) |
駅前通り(Third Street) |
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2001年12月訪問 |
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駅舎正面 |
駅舎ホーム側 |
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待合所とチケットカウンター(奥) |
駅はメトロリンクと共用
(メトロリンク用ホーム) |
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ロサンゼルス方面 (西方向)をのぞむ |
シカゴ方面
(東方向)をのぞむ |
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