| TAMPA |
| FLORIDA |
| (TPA) |
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タンパは天然の良港タンパ湾の奥部にある大都市で、人口は約30万人、フロリダ州西海岸では最大の都市です。 西側に隣接するクリアウォーター市やセントピーターズバーグ市と共に大都市圏を形成していてます。 かつてはタンパからクリアウォーターを経由し、セントピーターズバーグまでアムトラックの路線が通じていましたが、1983年にタンパ以西は廃止されています。 アムトラックのタンパ駅はダウンタウンにあり、1912年建造のレンガ造りの駅舎が現存しています。 歴史的建造物に指定されている駅舎は元ユニオン・ステーションで、アトランティック・コーストライン、シーボード・エアライン、タンパ・ノーザン、タンパ＆ガルフコーストの4社の合同で使用されていました。 今はアムトラックのシルバースター号が1日1往復乗り入れるだけの寂しい駅です。 駅舎は正面から見ると左右対称で、昔の銀行のような雰囲気です。 大都市のユニオン・ステーションにしては小ぶりな建物です。 プラットホーム側へ出ると、櫛形の頭端式ホームが並び壮観です。 しかし使用しているのはその中の1本だけなので、今となっては無駄なスペースが広がっています。 このような未使用の駅施設は商業スペースに改造されることが多いのですが、ここでは昔のままに残っています。 ホームには上屋がありますが、レンガ造りの頑丈な駅舎とは対照的に木造で、今にも崩れそうなほど老朽化しています。 早く改修した方が良さそうですが、この古い上屋がまたいい味を出しているので、直して欲しくないような複雑な心境です。
タンパ駅の隣駅はレークランドです。 次の駅なのだからタンパから乗ってレークランドで降りようというお客がいても不思議ではありません。 しかし、タンパからレークランドへは運賃規則上行けないのです。 どういうことか説明すると、次のレークランド駅では、「乗車」のみしか客扱いをしてくれません。 規則上「乗車」しか扱わないので、たとえタンパで乗っても、レークランドで「降車」する駅コードが存在しません。 アムトラックでは駅コードがないとチケットの発券は出来ません。 ということで、物理的にはレークランドが隣駅ですが、運賃規則上はキッシミーかウィンターヘイブンが隣駅になるのです。 これはレークランドとタンパの区間を重複運転していることから生じる問題です。 この複雑な運賃規則に関してはレークランド駅のページでも詳しく取り上げているので、参照して下さい。 |
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駅情報： |
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所在地 |
601 Nebraska Avenue |
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経緯度 |
北緯27.95度 西経82.45度 |
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標高 |
7ｍ / 22ft |
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人口 |
335709人 （2010年統計） |
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駅員 |
有人駅 |
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営業時間 |
8:15 - 18:15 毎日 |
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駅舎 |
レンガ造り駅舎、1912年建造 |
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乗降客数 |
140785人 （2011年度） |
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アムトラック列車情報： |
| 列車名 | 経路 |
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[ New York, NY - Columbia, SC - Tampa, FL - Miami, FL ] |
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都市鉄道情報： |
| 名称 | 種別 |
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Tampa Streetcar |
ストリートカー |
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Tampa International Airport |
空港交通 （新交通システム）－運賃無料 |
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駅舎正面 |
正面入口 |
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駅舎ホーム側 （頭端式ホーム） |
駅舎内部 |
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東方向（ニューヨーク・マイアミ方面）をのぞむ |
西方向は行止り |
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ありし日のパルメット号（古い上屋がいい雰囲気） |
パルメット号はサバンナ以南が2004年に廃止された |
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アムトラックを先に通すために待機するストリートカー |
ストリートカーの路線はアムトラックと十字交差する |
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2006年11月に再訪 |
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駅舎正面 |
正面入口 |
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駅舎ホーム側 |
待合所とチケットカウンター（奥） |
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西方向（アムトラック連絡バスが停車している） |
駅構内（東方向をのぞむ） |
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2008年2月に再訪 |
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シルバースター号（ニューヨーク行き） |
行止式のタンパ駅へは客車を先頭に入線する |
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昔は7番線まであったことを示す車止め |
昔の5・6番線ホーム |
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グレハン・ディーポ（アムトラック駅から西へ500ｍ） |
バス乗降場 |
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タンパ・ダウンタウン |
バス専用道になっているマリオン通り（Marion St.） |
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ここ来るアムトラックの列車は機関車の牽引する客車列車です。 日本では客車列車は終点に着くと機関車の位置を前から後ろへ付け替え、編成の向きはそのままですが、アムトラックでは機関車の付け替えはせず、編成の向きを変えます（注： プッシュ・プル運転では編成の向きは変えません）。 前述したように、この駅の構造は行止り式になっています。 列車がどのように編成の向きを変えるのか非常に興味があります。 幸いこの列車に乗る機会があり、編成の方向変換を観察することが出来ました（略図参照）。 列車がタンパ駅に到着する前に、北に分岐する支線へと進入します。 その後、後進でゆっくりとタンパ駅に進入します。 お客の乗降の後、
