WHITE RIVER JUNCTION |
VERMONT |
(WRJ) |
ホワイトリバージャンクションという地名の由来は、その名が示すようにホワイト川(White River)がコネチカット川(Connecticut River)へ合流する場所、から来ています。 コネチカット川の対岸はニューハンプシャー州です。 この土地は河川の合流だけでなく、鉄道と主要道路も交差しており、交通の要衝として栄えました。 今では人口が3千人にも満たない小さな田舎町ですが、ダウンタウンに歴史景観地区を設け、昔日の繁栄を今に伝えています。 アムトラックの駅もその歴史景観地区に位置し、ちょうどホワイト川がコネチカット川に合流する地点の西岸にあります。 2路線が分岐する中央部に1937年建造のレンガ造りの駅舎が建っています。 ボストン&メイン鉄道(Boston and Maine Railroad - B&M)とセントラル・バーモント鉄道(Central Vermont Railway - CV)が共同で使用していたユニオンステーション(合同駅)でした。 今もアムトラックとグリーンマウンテン鉄道(Green Mountain Railroad)が使用している合同駅です。 グリーンマウンテン鉄道は旧型ディーゼル機関車と旧型客車を使用した保存観光列車を夏から秋にかけて運行しています。 アムトラック係員のいない無人駅ですが、観光案内所や博物館が共用しているので、よく管理されています。 駅周辺、町中共に治安に関しての問題は全くありません。 ホワイトリバージャンクションを訪問の際はぜひホテル・クーリッジ(Hotel Cooligde)をご利用下さい。 鉄道と共に発展したホワイトリバージャンクションを支えてきた由緒ある鉄道ホテルで、アムトラック駅のすぐ近くにあります。 ですからアムトラックのバーモンター号で到着し、ホテルへ向かうというのが正しい利用方法でしょう。 そういう私は車での訪問でした(しかも滞在時間は30分)。 少々の後ろめたさを残し、ホワイトリバージャンクションを離れます。 ダウンタウンから坂を上るとハイウェイの入口近くにグレーハウンドバスのターミナルを見つけました。 駅からは2キロほどはあるでしょうか。 ちょっと覗くとバスが何台も停まっていて、活気があります。 このバスターミナルには中華バフェ(食べ放題)がありました。 ちょうど昼時だったので私も頂きました。 店内は込んでいたので、持ち帰りとして会計します。 この場合容器に入れた分の重さで値段が決まります。 車に座り、横目でバスの発着を眺めながらチャーハンを頬張ります。 |
駅情報: |
所在地 |
102 Railroad Row |
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経緯度 |
北緯43.65度 西経72.32度 |
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標高 |
111m / 365ft |
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人口 |
2569人 |
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駅員 |
無人駅 |
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駅舎 |
レンガ造り駅舎、1937年建造 |
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乗降客数 |
16352人 (2010年度) |
アムトラック列車情報: |
列車名 | 経路 |
[ St. Albans, VT - Springfield, MA - New York, NY - Washington, DC ] |
保存観光鉄道情報: |
名称 | 種別 |
Green Mountain Railroad |
旧型ディーゼル機関車牽引の観光列車 (夏・秋運行) |
駅舎正面 |
駅舎ホーム側 |
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待合所入口(ホーム側) |
待合所 |
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南方向(ワシントンDC方面)をのぞむ |
北方向(セントアルバンズ方面)をのぞむ |
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グリーンマウンテン鉄道のチケット売り場 |
グリーンマウンテン鉄道の客車 |
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B&M鉄道の保存蒸気機関車とカブース |
ホワイトリバージャンクションの町並み |
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グレーハウンド・バスターミナル(駅より2キロ西) |
バスターミナルには中華バフェがある |
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