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Seattle/Tacoma International Airport - People Mover


SEATTLE/TACOMA INTERNATIONAL AIRPORT
空港内交通
シアトル・メトロエリアの都市鉄道


シアトル・タコマ国際空港、通称シータック空港はシアトル市(Seattle)とタコマ市(Tacoma)の中間に位置する、その名もシータック市(Sea-Tac)にあります。 国分寺と立川の間にある国立と同じ地名の付け方です。 シアトルは日本から最も近いアメリカ本土で、日本からの直行便でシアトルまでは8時間30分ほどで着いてしまいます。 到着の際に国際線ターミナルからメインターミナルに移動するのですが、その時に空港内交通の電車を利用します(無料)。  この電車はゴムタイヤ駆動の無人走行(新交通システム)で、ターミナル間を結ぶ環状線になっています。 単線での循環線なので同一方向へしか周りません。 その他にもうひとつの環状線と、南北を結ぶ路線の合計3路線が営業しています。 以前は誰でも乗れましたが、今ではセキュリティーが厳しくなり、航空券を所持している方のみ乗車できます。 この路線は2003年にリニューアルされ、30年使用した車両を真っ赤な新車両へと交換しました。 このリニューアルの様子を空港内の掲示板で紹介していました。 トピックが地味なので誰も見ていませんでしたが、私は興味深く拝見し、写真に収めてきました(下の写真を参照)。 乗り場にはホームドアが設置されていて、天井から床まですべてをカバーしています。 ほかの空港の場合、ドアや壁面がシースルーのガラス張りになっていて、軌道や到着する電車を見ることが出来るのですが、シータック空港では一部の駅で金属地のドアーを使用しているので、電車のりばだと気付きにくいです。 そのため、私も最初に訪れた時はエレベーターのりばだと思ったくらいです。

以下にシータック空港の空港内交通に関するページへのリンクを載せておきます。

空港内交通の路線図(英語): http://www.portseattle.org/about/maps/transit.shtml



Photo 1 Photo 2

旧車両の搬出。 側面には窓が無く、色も地味。 地下しか走らないので窓はいらないし、車体色も関係ないですが。 (写真は空港の掲示板から)

新車両の搬入。 側面に窓がある。 色も赤に塗られている。 地下しか走らないのだけどね。 (写真は空港の掲示板から)

Photo 3 Photo 4

電車の乗り場。 扉がガラス張りになっていないので、エレベーターののりばに見える。 

電車が到着し、ホームの扉が開いている様子。 こうなっていれば電車のりばに見えます。

Photo 5 Photo 6

車内は片側のみにイスが設置されている。 短い距離なのでこれで充分。

トンネル内部。 電車は新しくなっても、路線は昔のままです。


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