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Amtrak - La Junta, CO (LAJ)



LA JUNTA
COLORADO
(LAJ)


La Junta」はスペイン語の地名で、「ラ・ハンタ」、「ラ・ファンタ」などと読みます。 ローマ字読みすると「ラ・ジュンタ」ですが、これでも通じるのかもしれませんが、私は「ラ・ファンタ」を使っています。 アムトラックのラ・ファンタ駅はアムトラック係員のいる有人駅で、列車の乗務員もこの駅で交代します。 補給駅でもあるのでホームには給水用のポンプが設置されています。 人口7千人の小さな町ですが、有人駅になっているというのは、補給駅・交代駅としての機能のためのような気がします。 駅舎は平屋の近代的な建物で、1955年 に建てられたものです。

駅前の公園には腕木式信号機が保存展示されていました。 保存という言い方は間違っているかもしれません、なぜかというとサウスウェスト・チーフ号のルート(ニューメキシコ州側)にはまだ現役の腕木式信号機(Semaphore Signal)が活躍してるからです。 この腕木式信号機の動作はワイヤー式ではなく、モーターで動かす電気式のものです。 わざわざモーターで動かしてまで腕木にこだわった理由は何なんでしょうか。 視認性の問題か、電灯の数の節約でしょうか。 いずれにしても電気がなければ動かないので、それならば色灯式の方が機械動作のない分、メンテナンスの面で有利だと思います。 たぶん昔のままの信号システムを使っているということでしょう。 私が列車で通過した2015年8月の時点では、まだニューメキシコ州のラトンラスベガス間で使用していることを確認しています。 このような幹線で腕木式信号が現役というのは奇跡的なことで色灯式に交換されてしまう前に再訪し、腕木式信号機を通過するサウスウェスト・チーフ号の写真を撮ってみたいものです。 アムトラックと腕木式信号機の写真が「RailPictures.net」で公開されていたので紹介します。 こちらからどうぞ。

 

駅情報:

所在地

First and Colorado Streets
La Junta, CO 81050

経緯度

北緯37.99度 西経103.54

標高

1239

人口

7077人 (2010年統計)

駅員

有人駅

営業時間

07:00 - 10:00 (土日は休み)
18:00 - 20:30
(土日は休み)

駅舎

近代駅舎、1955年建造

乗降客数

6566人 (2012年度)

 

アムトラック列車情報:

列車名 経路

SOUTHWEST CHIEF

[ Chicago, IL - Albuquerque, NM - Los Angeles, CA ]



201588日訪問

Photo 01 Photo 02

駅舎ホーム側

駅舎にレターで駅名表示(ホーム側)

Photo 03 Photo 04

アムトラック駅名標(旧ロゴ)

待合所とチケットカウンター

Photo 05 Photo 06

アムトラック駅名標(新ロゴ)

シカゴ方面(東方向)をのぞむ

2002年5月5日訪問

Photo 1 Photo 2

駅舎正面

駅名標

Photo 3 Photo 4

駅舎内部

駅前に保存されている腕木式信号機

Photo 5 Photo 6

ロサンゼルス方面(西方向)をのぞむ

シカゴ方面(東方向)をのぞむ




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