RUTLAND |
VERMONT |
(RUD) |
ラトランド駅は1999年建造の近代駅舎を使用しています。 すぐ隣にはショッピングセンター、目の前は歴史的建造物の建ち並ぶダウンタウン地区と、町の中心部にある駅です。 旧貨物ヤードに出来た駅なので、町中にある駅にしては駐車場のスペースが広いのが特徴です。 ホームの一部は嵩上げされており、バリアフリーになっています。 ラトランドの近代駅舎は立派ですが、アムトラック係員のいない無人駅です。 この駅には夜に列車で到着したことがありますが、特に治安の問題はありませんでした。 すぐ隣がショッピングセンターというのが幸いして、列車が到着したあとも人通りが絶えませんでした。 トリビア情報: ラトランドは岩手県石鳥谷町と姉妹都市です。 以前はラトランド駅はニューヨークからのイーサン・アレン・エクスプレス号の終点でしたが、2022年7月29日にラトランドから北部のバーリントンまで延伸され途中駅となっています。 しかし配線の関係でラトランド駅で列車は進行方向が変わります。 なので運用上は折返し駅という扱いです。 折返し駅といっても、貨物線がさらに先へ延びているのでその雰囲気はありません。 この町ではちょっと情けない経験があります。 「列車で到着した」と書きましたが、その翌朝に折り返しのニューヨーク行きで帰る予定だったのです。 夜9時過ぎに駅に着いたので、タクシーを呼びすぐホテルへ向かいました。 ホテルではあまり熟睡しないのですが、その晩は良く寝られました。 そして翌朝、起きると午前8時でした。 列車の発車時間は午前7時40分なので間に合うわけありません。 夢の中で汽笛を聞いたような気がしましたが、あれはアムトラック機関車のホーンだったのでしょう。 どうも時計のアラームを午前と午後にセットし間違えたようです。 もうラトランドからのアムトラックは翌日までないので、他の方法を考えるしかありません。 まず考えたのが長距離バス。 グレーハウンドバスでもないかとホテルのフロントに聞きますが、「ありません」という返事。 次はレンタカーでアムトラックの列車が頻繁に走るアルバニーまで行く方法を考えましたが、これも片道乗り捨てとなるのでレンタル料が高すぎて却下。 次はホワイトホールまでたどり着き、アディロンダック号に乗る案。 ホワイトホールまでの地元バスがないかを調べたのですが、隣駅のキャスルトンまでならありますが、そこまでです。 こうなるとタクシーしかありません。 ラトランドからホワイトホールまでの料金を聞くと「50ドル」という返事です。 これはラトランド~ニューヨーク間のアムトラック運賃とほぼ同じです。 ちょっとの寝坊で大きな出費です。 でも一番悲しかったのは、列車に乗り日中の車窓を見られなかったことです。 タクシーから風景を眺めましたが、10月のバーモント州は紅葉が始まっていました。 |
駅情報: |
所在地 |
25 Evelyn Street |
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経緯度 |
北緯43.61度 西経72.98度 |
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標高 |
167m / 548ft |
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人口 |
17292人 |
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駅員 |
無人駅 |
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駅舎 |
近代駅舎、1999年代建造 |
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乗降客数 |
16235人 (2010年度) |
アムトラック列車情報: |
列車名 | 経路 |
[ Burlington, VT - Rutland, VT - Albany, NY - New York, NY ] |
2006年7月2日訪問 |
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駅舎正面 |
駅舎ホーム側 |
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プラットホームと駅名標 |
待合所 |
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南方向をのぞむ |
北方向(ニューヨーク方面)をのぞむ |
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ルトランドの町並み(駅付近) |
ルトランドの町並み(駅付近) |
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