SOUTH BEND |
INDIANA |
(SOB) |
インディアナ州北部、ミシガン州との州境近くにあるサウスベンドは人口約10万人、エアーラインが乗り入れる空港もある州北部の代表都市です。 アムトラックのサウスベンド駅は町の西側に位置し、1970年建造の比較的最近の駅舎を使用しています。 この駅舎はシカゴ・サウスショア&サウスベンド鉄道(Chicago South Shore & South Bend Railroad - CSS&SB)が建造したものです。 シカゴ・サウスショア&サウスベンド鉄道はインターアーバン(都市間鉄道)の生き残りで、シカゴとサウスベンドを結ぶ現在のサウスショア線(Northern Indiana Commuter Transportation District - NICTD)の前身の会社です。 サウスベンド市内まで延びていた併用軌道線を1970年に廃止した際、町の西外れに終着駅とするための駅舎をこの場所に建てたのです。 アムトラックがこのサウスベンド駅に停車し、駅舎を共用するようになったのは1976年のことです。 その後1992年にはサウスショア線に空港に隣接した新しいサウスベンド駅が設置されたため、サウスショア線はルートを変更し、この駅には来なくなりました(略図参照)。 そのため今はアムトラックのみが駅舎を使用しています。 駅舎のホーム側には今もサウスショア線の線路と架線が残っています。 この駅にはシカゴと東部を結ぶ2本の長距離夜行列車あり、駅はアムトラック係員のいる有人駅となっています。 サウスベンドにはもうひとつ駅舎があります。 サウスベンド・ユニオンステーション(South Bend Union Station)といい、1929年竣工、アールデコ・デザインの石造りの駅舎です。 ニューヨーク・セントラル鉄道(New York Central Railroad - NYC)とグランド・トランク・ウェスタン鉄道(Grand Trunk Western Railroad - GTW)が使用していた 合同駅(ユニオンステーション)でした。 現在では個人が駅舎を所有していて、一般には開放されていません。 所在地はサウスベンド市の中心部、326 West South Streetに位置しています。 2011年3月に訪問しましたが、すぐにでも駅舎として使えそうなほど原型を留めています。 この旧ユニオンステーションはダウンタウンに位置しています。 行き帰りに通ったサウスベンドの街はあまり活気が無く、寂れた雰囲気が漂っていました。 |
駅情報: |
所在地 |
2702 West Washington
Avenue |
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経緯度 |
北緯41.68度 西経86.29度 |
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標高 |
216m / 710ft |
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人口 |
101168人 (2010年統計) |
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駅員 |
有人駅 |
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営業時間 |
06:30 - 14:00 毎日 |
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駅舎 |
近代駅舎、1970年建造 |
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乗降客数 |
23662人 (2011年度) |
アムトラック列車情報: |
列車名 | 経路 |
[ Washington, DC - Pittsburgh, PA - Cleveland, OH - Chicago, IL ] |
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[ New York, NY (Boston, MA) - Cleveland, OH - Chicago, IL ] |
都市鉄道情報: |
名称 | 種別 |
NICTD -Northern Indiana Commuter Transportation District |
コミュータートレイン(インターアーバン) 駅はアムトラックと共用ではなく空港にあります。 |
2011年3月訪問 |
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駅舎正面(北東側) |
駅舎正面(北西側) |
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駐車場 |
駅舎ホーム側(南側) |
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待合所入口(ホーム側) |
チケットカウンター |
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待合所 |
待合所 |
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SS線の廃線跡(東方向をのぞむ) |
SS線の廃線跡(西方向をのぞむ) |
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駅名標 |
ホーム上の待合所 |
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東方向(ワシントンDC/NY方面)をのぞむ |
西方向(シカゴ方面)をのぞむ |
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2002年5月訪問 |
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駅舎正面 |
駅舎ホーム側(架線と線路はSS線の廃線跡) |
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待合所とチケットカウンター |
ホームにある待合スペース |
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東方向(ワシントンDC/NY方面)をのぞむ |
西方向(シカゴ方面)をのぞむ |
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