マイノットはこの沿線にしては比較的大きい町で、駅も有人になっています。　駅舎は味気ない形の建物で、豆腐のような長方形をしています。　この駅舎は近代建築に見えてしまいますが、1905年建造の旧グレートノーザン鉄道時代の古い建物なのです。　1975年に近代化工事が施され、屋根の部分を取り払い、平面の屋根を取り付けたため、現在のような四角形の駅舎になりました。　近年、アメリカでは駅舎の修復運動が活発化しており、ここ舞いノットでも資金が溜まり次第、駅舎を昔の状態に復元する工事が始まります。　ここは、Empire Builder号の補給駅となっているので、線路際には給水のためのポンプが並んでいます。　補給の間、列車は20分ほど停車します。　駅のすぐ近くには図書館がありますが、20分の停車時間では行くには短すぎますね。

追記：
2008年に改築されました。　側面は元のレンガ地へ戻り、取り除かれていた屋根の部分も復元されています。　復元された駅舎をみていると、改築前ののっぺりとした駅舎のほうが個性的であった、といまは思っています。

駅情報：

所在地

400 First Avenue
Minot, ND 58701

経緯度

北緯48.24度　西経101.30度

標高

474ｍ

人口

40888人 （2010年統計）

駅員

有人駅

営業時間

7:00－22:15 毎日

駅舎

1905年建造

乗降客数

35829人 （2006年度）

アムトラック列車情報：

EMPIRE BUILDER

[ Seattle, WA (Portland, OR) - St. Paul/Minneapolis, MN - Chicago, IL ]

観光鉄道情報：

Railroad Museum of Minot

2/5スケールモデルの列車 （5月－8月）

2001年8月25日訪問

マイノット駅南東側

マイノット駅南西側

シアトル方面

シカゴ方面